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フォーミュラワンが3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催


↑鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GP

 2022年10月7日から9日にかけて、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにてフォーミュラーワン日本グランプリが3年ぶりに開催された。観戦チケットは前日までに完売し、その人気の高さをうかがわせる。

 

 

 フォーミュラーワン(以下F1)とはモータスポーツのカテゴリのひとつであり、自動車レースの中では最高峰に位置づけられている。総勢10チーム、トップクラスのドライバー20名がその年の栄冠をかけて競う。各チームの競争は熾烈を極め、ドライバーの結果がふるわなければ、契約期間の途中であってもクビとなってしまうような非常に厳しい世界だ。F1は世界各国を巡りながら開催される。

 

 

 F1に参戦する20名のドライバーのうち、唯一の日本人現役ドライバーがいる。角田裕毅選手だ。日本グランプリは角田選手と彼のファンにとっては初の母国グランプリとなり、大きな期待が寄せられていた。

 

 

 冷たい雨が降る中10月9日午後2時から決勝戦が行われた。悪天候のためか2周目でレースは約2時間中断され、その後レースは再開された。

 

 

 このレースでレッドブル・レーシング所属のマックス・フェルスタッペン選手が勝利を収めた。この勝利を挙げたことで、同選手は今シーズン4戦を残しながらもチャンピオン獲得が確定した。また、同選手は昨シーズンもチャンピオンとなっており、F1を連覇した形となる。

 

 

 初の母国グランプリを迎えた角田裕毅選手は13番手からスタートし、序盤に9番手まで順位を上げるなど奮闘したものの、13位という結果でレースを終えた。