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BBQ場が少ない?本校周辺でBBQ!!

 

 人々の生活に火は欠かせないものだが、生活するうえで実際に火と触れ合う機会は少なくなってきてはいないだろうか。最近はガスコンロではなくIHにしている家庭も多く、火を全く感じることができない。本学にも気軽に焚火やBBQを楽しみたいと考えている人は少なくないのではないだろうか。しかし、街中で焚火やBBQなどをしていたら非常に迷惑で通報されても仕方がない。そこで、本学周辺で気楽に一人でも火と触れ合うことができる場所を紹介したい

 

 今回紹介する場所は国際会館駅からバスで十一分、二軒茶屋駅から電車で二十三分、出町柳駅から十四分の距離にある八瀬比叡(やせひえい)山口駅の裏にある高野川の河川敷だ。周辺は自然に囲まれており夏になったら川遊びを楽しむことができる。近くには延暦寺に向かう日本一の標高差を誇るケーブル八瀬駅や、春と秋に公開される日本庭園が美しい瑠璃光院がある。

 

 河川敷に着いて焚火をする場所を探そうとしたが、思っているよりも河川敷は狭いので場所探しにはあまり時間はかからなかった。BBQのハイシーズンの時は狭く感じるかもしれないが、足場も悪くないので焚火やBBQにあまり慣れていなくてもやりやすい場所だ。

 

 

 焚火は火を眺めるだけでもとても楽しいが、何か食材を焼くのも醍醐味の一つである。フライパンで焼いた時とはまた違う旨味が出ていろいろな食材を試してみたくなる。そこで様々な食材を焼いてみた。その中で、一番衝撃を受けたのは定番だがマシュマロである。普通に食べるのも悪くないがマシュマロは火であぶって食べるのが一番美味しいと考えており、ぜひ一度試してもらいたい。

 

 焚火はとても楽しくてよい経験になるが、マナーを守らなければただの迷惑行為になってしまう。焚火をする場合そこは本当に焚火をしてもよい場所なのか、煙や火の粉が流れた先に人や建物がないか、周りに燃えやすいものがないか確認をする。

 

 その他にも、直火が許可されている場所でしかしない、ごみを一緒に燃やさない、残った炭や灰は決まった場所に捨て、捨てる場所がなければ家に持ち帰って処理をする。

 

 今回紹介した場所は炭や灰を捨てることができる場所はないので必ず自分で処理をする。本学周辺はほかの地域に比べてBBQや焚火を楽しめる場所が少ない印象だ。これ以上楽しむことができる場所を減らさないためにルールを守り常識を持って楽しんでもらいたい。